人間は多面体

本当の私って、どんな人？？

本当のあなたって、どんな人？？

｢お姉ちゃんは、本当はもっと激しい性格で鋭いところがあって、心が狭いところもあって、頑固だってこと、認めた方がいいよ｣

妹から言われた、大衝撃！！な一言…

私は、自分のことを｢大人しくて、おっとりマイペースで、ドンくさくて、優しくて、控えめで、気が弱くて、ぽやぽやしてて、おバカな人｣だとずーっと自認していました。

でも、妹に言われてハッと気づいたことがあって。

今まで｢これが私の性格だ！｣って自覚してきたものって、両親を始めとして身の回りにいた人たちから言われてきたものばっかりだなぁって思ったんです。

誰しも言われるのではないでしょうか？

｢〇〇ちゃんは‪✕‬‪✕‬な子だよね😊｣

という言葉。

私にとっては、そうやって言われてきた言葉たちが、上に書いた私が自覚する私の性格でした。

私も、自覚しているとおりに振る舞うことが多かったと思います。だから特に家の中ではぽやっとしておバカなお姉ちゃんでいることがほとんどでした。

ただ、妹は感じるところがあったのですね。

私は本当のところを。

それは私自身ですら自覚していなかったところでした。だから｢激しい｣なんて言葉に、ものすごく拒否反応でした(笑)｢そんなわけないでしょ！！｣って(笑)

でも、言われて振り返ったり考えてみれば、一番近しい妹やパートナーには、私が思いもよらない｢私｣の姿を言われることが多々ありました。

その度に、全否定してきたんですけども(笑)

世の中に、自分を知るツールや方法ってたくさんありますよね。

星占いや、血液型占いや、数秘術とかマヤ暦などの生年月日から割り出すものとか、性格診断のような質問に答えて判定されるものとか、色々あると思います。

私も占いとかは好きだから、雑誌のとか本とか結構見ちゃいます(笑)

でもそういうところのも、自覚する性格になっていくような気がして。

おとめ座だからこう、とかB型だからこう、とか…

もちろんそれはひとつの助けというか、目安にはなると思うんです。それがきっかけで新しい自分に気づくこともあるし！

でも今回妹に言われたことで、あまりにも周りから言われたことや情報を当てはめすぎて｢私はこういう人だから｣って凝り固まってしまうと、そうじゃない自分の一面はずっと押し殺されたまま…

それって、それって、やっぱり嫌だし、私は本当の自分を知っていって、認めていきたいなって。

本当の自分全部で生きていきたいなって思いました。

優しいのも私かもしれない。

でも時に激しさを見せるのも、同じ私。

｢人間は多面体｣

大学生の時に保健室の先生に言われた言葉を、思い出しました。

いろんなところがあるから人間なのであって、私たちは機械じゃないから。

今まで知らなくて、驚くような私がいたとしても、きっとその私と出会えたら、一緒に豊かな人生を歩んで行けるんじゃないかなって、思ってます✨