病める時も健やかなる時も①
Myパートナーは、精神疾患の調子の関係で、今現在お家でリモートワークスタイルでお仕事してます。
出社しない分、会社でのストレスは少ないけれど、1日ずっと1人で話す人も居らず寂しい気持ちは募っていたようで…
毎日のように電話が来たり、パートナーの家で過ごした後帰る時も、寂しさから引き留められたり、玄関先まできてもなかなか離してもらえなかったり、バイバイの時のパートナーの悲しそうな顔を見るのがこちらも辛かったりして
連絡取るのも、一緒に過ごすのも嬉しいはずなのに、あまりに過ぎると私の心がどんどん重たくなっていくのを感じてました💦そしてそれを重たく感じる自分が冷たいって感じてしまって、なかなか苦しかった😢
パートナーも不調の時が増えて、なおのこと私と連絡を多く取りたがったりすることが増え、私の心の重たさも増していたある日
仕事が終わって別の用事をしている間に、パートナーから短時間に5回も着信が来ていたのです!
そして連絡がつかないことが不安になって、私の自宅まで訪ねていたのです(まだ家族も誰も帰っていなかったけども)
普段はそんな事をする人ではない彼だけに、さすがに私もびっくり!そして心の重たさもMAXに…💦
用事が終わった後彼のところに行くと、やっぱりかなり険しく、不調の表情。彼は調子が悪くなって辛くなると、別人のように顔が変わるのでさすがの私もわかります。
私、今日は家に帰らないといけないから、あなたも帰ってご飯を食べてゆっくり休んだ方がいいよ。
そう伝えても、「しゃべりたい、帰って欲しくない」と言って、何故自分だけが苦しい思いをするのかなどなど、頭の中のぐるぐるを吐き出そうとする彼。
今までの私なら、そんな彼を放っておけず、部屋に行って落ち着くまで話を聞いたりしていた。彼が(被害妄想が元とはいえ)私の事を悪く言ったりするのも耐えて、彼を励ましていた。
時には私の方が感情的に爆発してしまって、消耗したりしていた。
自分の予定や時間は後回しにしてた。
でもその頃はちょうど妹から、「お姉ちゃんは彼の不調に巻き込まれてる時があるから心配だよ」と助言を受けた頃で、しかも自分でも「人とのちょうどいい距離感」や自分の心にゆとりのスペースを設けることを意識し始めていた時期でもあり、その時はほんとーに「心を鬼」にして彼に伝えました。
私は今日は帰るからね。あなたは部屋に帰ってゆっくり休んでね。じゃあね。
そして本当に彼の元を離れました。
彼は「そうなのか、帰れ!」と怒ったようにいい、私は本当に心がざわついて、今すぐ彼の元に戻って謝りたい気分、抱きしめたい気分、いろんな気分になりました。
嫌われてしまうかも、もうお前なんていらないって捨てられるかも、そんな気持ちも湧いてきて、本当に本当に怖くて、半泣きで家まで帰りました😢
でも、どこかではちゃんと、間違ったことはしていないことはわかっていました。
家に帰ってしばらくしてから、彼から電話が来ました。まだ調子が悪そうだったら切り上げようと決めて電話を取りました。
彼は思いのほか落ち着きを取り戻していて、寂しくて私と話したかったこと、頭の中がまとまらなくて辛いこと、幻聴が聞こえてきて辛いことなど、素直に話してくれました。彼にしても勇気がいることだったと思う。
私はその辛さは受け止めた上で
私もいつでもどこでも対応してあげられるわけじゃないこと
お互いに、ひとりでも不調の時に対応できるようになっておかないと、これから結婚して生活してもお互いに依存するようになって、関係がダメになってしまうかもしれないこと
だから、明日の診察で(ちょうど次の日が診察だったの)主治医の先生に今の状態をちゃんと打ち明けてみてほしいこと、対応策を相談してほしいこと
を伝えました。
彼は、「私たちが依存しあってしまうと、いくら他に問題がなかったとしても私たちはいつかダメになっちゃう。一緒にいられなくなっちゃうよ」と私が言うと、「それは嫌なんだ」と力強く言ってくれました。
でも、不調のことを主治医に話すことは難しいんだとも言いました。
何故なのか聞いてみると、彼は、不調の症状について具体的に考えたり話したりすると、それがもっと酷くなるような気がして、言葉にすることができなかったのです。そのことも、この時に正直に話してくれました。自分の不調のことは上手に伝えられないんだと。
私は、思い切って、明日の診察に同席してもいいか聞いてみました。
この提案はかなり迷いました。
精神科の診察で、同居家族が同席することは多いだろうけども、まだ結婚もしていないただの交際相手が、診察の場に同席してもいいものか…💦
出すぎた真似ではないのか、やりすぎではないだろうか…
でも、どんな病気であれ、正しい症状や困っていることをきちんとお医者さんに伝えないと、適切な治療ができない。
彼が「大丈夫です」と言ってしまったら、見た目にはわからない分、お医者さんも彼の頭の中で怒っている不調や幻聴のことは分かりようがないのです。
主治医には、ちゃんと伝えないと、相談しないと適切な治療が進まない。私は自分の身を持ってそのことをわかってるつもりでした。
あなたが言いづらいのなら、私から見た主観にはなるけど、最近のあなたのことを主治医の先生に伝えてみてもいい?あなたは嫌かもしれないけど、お腹が痛い時にお腹が痛いって言わないと、お医者さんだってわからないじゃん。それと同じだよ。私も、あなたが調子が悪い時にどう接したらいいかちゃんと聞いてみたいし。どうかな?
最初は、彼は自分で行けるよと言ったけど、少し間を置いて、「真衣が一緒に来てくれて話してくれるんなら、助かるかもしれない」と言ってくれました。
それはきっと、彼にとってはとても大きな大きな一歩でした。
そんなわけで、私は彼の診察に同席することになりました。
どえらい長くなったので(笑)続きは次回にします!
長い文章読んでいただいてありがとうございました😊